Kyon {Silence Of Monochrome}

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2017/12/14

ツマグロヒョウモン ~3頭のツマさんたち(羽化不全と保護したこ)10~ ツマサブロウさんの翅

12月13日
穏やかに晴れているが風が寒い。

ツマジロウさんは産まれて二週目に入った。
ツマサブロウさんとよっちゃんは誕生日が一緒なので生まれてから13日目だ。
みな、ちょっとづつ、歳を重ねてきている。

蜜を吸うよっちゃん。


よっちゃんには昨日から、日光浴用(日中用)に特大のネットを用意して、
そこにいてもらっている。
一昨日、よっちゃんの飛ぶ姿をお風呂場で初めて見て、少しでも広いほうが、翅を動かせるのではないかと。
通常は直径25センチ、高さ33センチくらいの筒状の洗濯ネットを加工したものだけど、
日光浴用は直径35センチ、高さ54センチくらいの特大な洗濯ネットである。

しかし今日は風が強いので、しばらく外で日光浴させていたが、部屋にとりこんだ。
部屋も気温は16度。よっちゃんはまた静かになった。

同じく、30分くらい日光浴してもらっていた、ツマジロウさんとツマサブロウさん。
ケースの中はすぐにあたたまるので、私としてはあまり長く日光浴しておきたくない。
というのは、温度が上がると彼らは飛躍的に動くようになる。あまり彼らを活動させてしまうと、翅を痛めたり、体力を消耗させてしまうので、彼らの寿命を縮めてしまうと、私はそこを気にしている。だが、家人はちょっと違っていて、思う存分日光浴させて動いてもらっておなかがすいたら蜜をたっぷり吸う・・それが本来の姿ではないのか、と。
まぁ、日ごろは私がお世話しているので、彼らとなるべく一緒にいたいというのが本音、適度に日光浴してもらいあとはたっぷり蜜を飲んでもらい、休んでもらうことにしている。

ジロウさんは吸引力が衰えてきたのか、だいぶゆっくりと蜜を飲んでいた。10分くらいだろうか。

蜜を吸うツマサブロウさん。片方からみると普通の状態に見えます。


サブロウさんは、翅がみるみるボロボロになっていた。そして右側の後翅が前翅の前にきてしまっていた・・・。本人はあまり気にしていないようだが、ちょっと動かしにくそうだった。直そうと試みたが、だめだった。
さっさと蜜を飲んで、動き回り、口吻をくるっとまとめてしまった。

早食い(吸い?)のツマサブロウさん。

気楽に手に乗ってくれます。活動的です。



彼らのために摘んでくるコスモスもいよいよシーズンが終わりとなり、花も小さく、すぐに枯れてしまう。
ヒメジョオンもなかなか見つけることができない。
かといって市販の花はなんとなく不安なのだ・・・。
買い物のついでに念入りに探してみよう。ウォーキングする良い機会にもなる。



光に集まるツマたち。こういうところは猫も似ています。
日光浴中、時々、ツマサブロウさんにふんづけられたり、
脚ではたかれているツマジロウさんがちょっと心配です…